Googleアドセンス審査合格は考え方を変えるだけ?3つの観点から解説
「アドセンス審査前にポイントが知りたい!」
昨今のGoogleアドセンスの審査は何度も落ちることは珍しくないですが、考え方を変えただけで受かることもあります。
なぜなら、思わぬポイントを見逃していることもありますし、まだ審査に出すタイミングではなかったと考えられるからです。
ここでは、Googleアドセンスの審査に受かるためのポイントや考え方をご紹介。
しっかりと読んでいただければ、審査に関する考え方が変わっているはずです!
審査後の対応についても記載しておりますので、軽く目を通してみてください!
googleアドセンス審査が通らない理由
アドセンス審査は落ちたとしても理由を教えてくれません。
また、Googleはアドセンス審査において明確な基準を公言していないので、審査に通らない理由を断定することはできないです。
しかし、以下の3つのポイントが大切であることは間違いありません。
- 記事の作成方法
- サイト設定
- 審査に必要な考え方
記事作成のポイント
ここでは記事作成のポイントをお伝えしていきます!
私が伝えたいポイントは以下の4つです。
- キーワード選定
- 検索意図を考える
- 記事はオリジナル要素と悩み解決
- カテゴリ―の設定
ブログ初心者の方は記事に書き慣れていないこともあり、コンテンツが薄くなりがちです。
また、先ほどお伝えした通り、PVが必要な傾向があります。
それを、この4つのポイントで補っていきましょう!
キーワード選定
最初は「キーワード選定」からです!
そのため、キーワードを選定する際は以下の4つを意識してください。
- 4語キーワードを狙う
- allintitleが10件以下
- 自分の趣味を書く
- 自分の実体験があるもの
- 知恵袋が上位表示している
夏休みなどの季節系イベントは、PVも来やすいのでおすすめです!
検索意図を考える
次に「検索意図を考える」です!
検索意図とは言葉通り、その人が調べた理由です。
この検索意図が満たせていない記事は…
- ユーザーが満足できない
- ユーザーが即離脱
- ユーザー行動はGoogleに伝わる
- Googleはそれを検索結果に反映する
- 順位が落ちる
- PVがなくなる
という結果になります。
記事内容はオリジナル要素と悩み解決
続いて「記事内容はオリジナル要素と悩み解決」です!
Googleは自分の体験や調査結果などを好む傾向にあります。
例えば、自身が行ったことのある観光地を紹介する記事であれば
- 行くまでにおすすめの道の駅がある
- 観光地の近くに駐車場は3つある
- そのうちひとつは無料で利用できる
- 観光地のトイレは入り口にしかない
- インスタ映えスポットの紹介
上記のように、自身の実体験を元に記事作成することで、行った人しかわからない情報の提供ができます。
さらに、画像や動画を記事に入れることで、ユーザー満足度はグッと向上します。
これは間違いなく良い記事と言えますね!
カテゴリーの設定
最後に「カテゴリーの設定」です!
アドセンス審査に出すときは、しっかりとカテゴリー分けされたブログが好ましいです。
- 未分類のままにしない
- カテゴリ―を増やしすぎない
カテゴリーはしっかりと分類分けしていきましょう!
また、記事数が少ない状態で、カテゴリ―を増やしすぎるのもよくありません。
カテゴリーごとの記事が少ないと、何のジャンルを取り組んでいるブログか分かりにくいです。
サイト設定のポイント
Googleアドセンスに合格するには、サイト設定も行う必要があります。
サイト設定は以下の4つを行います。
- お問い合わせの設置
- プライバシーポリシーの設置
- 運営者情報の記載
- サーチコンソールの導入
お問合せの設置
ではお問い合わせの設置からご説明します!
お問い合わせは「運営者に連絡できる信頼性」というところから、設置する必要があります。
お問い合わせの設置には「プラグイン」の「Contact Form 7」がおすすめです。
設定方法は下記記事からどうぞ!
プライバシーポリシーの設置
続いてプライバシーポリシーの設置です。
プライバシーポリシーは
サイトを訪れた人の個人情報を少なからず利用することになるので、この明記は必要です。
実際、Googleアドセンスの利用規約にも明記してあります!
お客様は、本サービスを利用するに際しては、常に、明確に表示され、簡単にアクセス可能なプライバシー ポリシーを広告媒体に必ず付すものとし、当該プライバシー ポリシーにより、Cookie、デバイス特有の情報、ロケーション 情報、および本サービスに関連してエンド ユーザーのデバイスに保存され、当該デバイスにおいてアクセスされ、当該デバイスから収集されるその他の情報(場合により、Cookie 管理に関するエンド ユーザーのオプションに関する情報を含みます)についての明確かつ包括的な情報をエンド ユーザーに提供するものとします。
ただし審査前の設置なので、その時にあった広告媒体の記載をお願いします。
運営者情報の記載
運営者情報は
極力記載すること
まとめサイトなどは気にすることがありませんが、美容商品などの記事は注視されがちです。
本名や住所などを記載する必要はありませんが、できる限りの情報は記載しましょう。
サーチコンソールの導入
続いて「サーチコンソールの導入」です!
サーチコンソールを導入する目的として
というものがあります。
新規ブログはインデックスされにくいので、Googleへのアピールを積極的に行なっていきましょう!
インデックスを促す以外にも、サーチコンソールには以下のメリットがあります。
- サイトの細かいデータがわかる
- 記事の不足コンテンツを把握できる
- ライバルが弱いキーワードが見つかる
- お宝キーワードが見つかる
アドセンス審査合格に必要な考え方
何事にも正しい努力が成功につながりますが、それはアドセンス合格にもいえます!
以下の5つの考え方を身につけるだけで、ステージアップになりますので、よくご確認ください。
- 焦らず記事更新
- 10記事ほど最初に計画を立てる
- 必要なのは人の役に立つ情報
- 審査期間が遅い場合がある
- 最近はPV数が無いとキツイ
具体的なブログの始め方は以下をご覧ください!
意外と見逃していることがあるかもしれません。
→稼ぐためのブログの始め方!現役億越えマーケターが教える開設方法
焦らず記事更新
記事更新は必要なのですが、大切なのは
投稿し続けているか
です!
Googleアドセンスの審査に合格するには記事数が必要ですが、早く合格したいあまり、低品質な記事を量産してしまう方がいます。
記事数はクリアできていても、それだけではGoogleアドセンスの審査に合格できません。
記事は最低3日に1回のペースで投稿していきましょう!
記事作成に慣れていないと思うので、ゆっくりと確実に記事を書くことが大切です。
10記事ほど最初に計画を立てる
記事の投稿頻度と品質に影響を与えないため、最初に10記事ほど計画を立てましょう!
- 10記事分キーワード選定を行う
- キーワード選定に最初に時間をかける
- スケジュールを立てる
- 3日に1回記事投稿
- 10記事投稿で一旦アドセンス審査
- 10記事終わったら再度計画
- 審査中も記事投稿する
10記事書き終わったら、またキーワード選定を行なってください。
初心者向けのキーワードを探すのは時間を要しますので、アドセンス審査提出後は5記事ごととかにしても良いです。
また、記事修正などを行なっていくことになりますので、記事管理表は作成しておきましょう!
作成はGoogleスプレッドシートがおすすめです。最低限「作成日付・URL・タイトル・狙ったキーワード」の記載があれば大丈夫です。
必要なのは人の役に立つ情報
記事の最も大切な役割は
キーワードから検索意図を読み解き、調べた人がどんな結果になったらスッキリするのかを考えながらコンテンツを作成してみましょう!
審査期間が遅い場合がある
Googleアドセンスの審査期間は明確に規定されていませんが、早い人で1日~1週間程度、遅い人は1カ月以上審査にかかる人もいます。
審査が遅いときは、アドセンス審査状況確認フォームから、問い合わせましょう。
アドセンス審査状況確認フォームでは、以下の情報を入力する必要があります。
- プライバシーポリシーの同意
- 名前
- サイト運営者ID
- 登録したログインメールアドレス
- 登録したURL
- その他コメント(お問い合わせ内容)
最近はPV数が無いとキツい
最近はGoogleアドセンスの審査に通るにはPV数も必要といわれています。
そのため、10記事で審査に出しても落ちる割合が多くなってきています。
そして、サイト全体のPV数が増えたらもう一度審査に出してみましょう。
以下のポイントを忘れずに!
- キーワード選定
- 検索意図を考える
- 記事内容はオリジナル要素と悩み解決
- 焦らず記事更新
アドセンス審査合格後に行う8つのこと
無事アドセンス審査に合格したら、やるべきことが8つあります。
- プライバシーポリシーの追記
- 審査用コードの削除
- 不正クリック防止プラグインの導入
- ads txtの導入
- アドセンス広告の設置
- 口座の登録
- 税務情報の提出
- ASPの登録
必ず行うこと
アドセンス審査合格後に「必ず行うこと」は、以下の6つです。
- プライバシーポリシーの追記
- 審査用コードの削除
- 不正クリック防止プラグインの導入
- ads txtの導入
- アドセンス広告の設置
- 口座の登録
詳しく解説していきます。
プライバシーポリシーの追記
Googleアドセンスに合格した後は、Googleアドセンスに関する内容をプライバシーポリシーに追加する必要があります。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
審査用コードの削除
審査用コードとは、Googleアドセンスの審査時に、自身のサイトに貼り付けたコードのことです。
WordPressの場合「管理画面」>「外観」>「テーマエディタ」>「テーマヘッダー(header.php)」の中に以下のコードを挿入したはずです。
<script data-ad-client=”ca-pub-○○○○○○○○○○○○○○○” async src=”https://pagead2.googlesyndication.
com/pagead/js/adsbygoogle.js”></script>
(「○○○○○○○○○○○○○○○」の部分は自身のアドセンスの数字が入っています)。
審査用コードを貼ったままだと自動広告が追加され、意図していない場所に広告が表示されてしまうので、アドセンス合格後は審査用コードを削除しましょう。
不正クリック防止プラグインの導入
ブログを運営していると、「広告の不正クリック」という悪質な嫌がらせを受けることがあります。
Googleは「同じIPアドレスからの過剰なクリック数」を「不正な広告収益」と判断し、アドセンスが強制停止になります。
これを防止するために「AdSense Invalid Click Protector」というプラグインの導入がおすすめです。
「AdSense Invalid Click Protector」は、一定の時間内で広告を複数回クリックしたユーザーを検出して、そのユーザーには広告を表示しないようにするプラグインです。
さらに、複数回クリックしたユーザーのIPアドレスやクリック回数、違反した日時も記録してくれる優れものです。
ads.txtの設置
ads.txt(アズテキスト)を設置することで、あなたのサイトになりすました悪質なユーザーから、広告収入を横取りされることを防げます。
まだ悪質なユーザーに狙われるほどのサイトでなくとも、アドセンスで収益を得たいと考えている場合は、最初に設置しておいたほうが良いでしょう。
アドセンス広告の設置
プライバシーポリシーを追記したら、アドセンス広告を設置しましょう。
Googleアドセンスは自動広告と手動広告に大別されますが、手動広告がおすすめです。
さきほどもお伝えしましたが、自動広告は広告を設置する場所が指定できないので、想定外の場所に広告が掲載されてしまうことがあるからです。
また、Googleアドセンスの広告の種類は以下の3つに分類されます。
- ディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
このなかでも最初は、ディスプレイ広告を「冒頭文の下」と「記事内」に1つずつ貼ることをおすすめします。
アドセンス広告の設置を簡単にするWordPressのプラグインもありますので、ぜひ利用しましょう。
おすすめのアドセンス広告プラグインは「AdvancedAds」です。
口座の登録
アドセンス報酬を受け取るには、口座を登録する必要があります。
お支払い方法の設定
- AdSense アカウントにログインします。
- [お支払い] [お支払い情報] をクリックします。
- [お支払い方法を追加] をクリックします。
- [お支払い方法を追加] で、銀行口座情報を入力します。
- それをメインのお支払い方法とする場合は、[メインのお支払い方法として設定] チェックボックスをオンにします。
- [保存] をクリックします。
ちなみにGoogleアドセンスは収益が8,000円以上にならないと振込がされません。
任意で行うこと
アドセンス審査合格後に「任意で行うこと」は以下の2つです。
- 税務情報の提出
- ASPの登録
これから解説することは、急ぎで行う必要はないので、時間に余裕ができたときに行いましょう。
税務情報の提出
Googleアドセンスで収益を得た場合、米国へ税務情報の提出が必要とされています。
しかし、現時点ではYouTubeで収益を得た場合のみ対象となっているので、ブログは対象外です。
ただ今後はブログのアドセンス収益に関しても、税務情報の提出が必要になることも十分考えられるので、提出しておくという手もありです。
ASPの登録
アドセンス審査に合格したら、ASPにも登録しておきましょう。
更なるPV獲得を狙っていくと思いますが、アクセスが来ている記事にマッチする案件があるかもしれません。
個人的には、アドセンス取得から即アフィリエイト案件を中心に取り組むのはおすすめしていませんが、サイトの方向性を確認するという意味でASPへの登録をおすすめしております。
まずは、以下の有名なASPに登録してみましょう。
- A8.net←審査なし
- もしもアフィリエイト
考え方を変えるだけ!Googleアドセンス審査に合格する方法:まとめ
以上でGoogleアドセンス審査に関するご説明が終わりになります!
内容をまとめると
- キーワード選定が大切
- 読者の検索意図を考えること
- 記事はオリジナル要素が大切
- カテゴリ―は増やし過ぎないこと
- お問い合わせを設置する
- プライバシーポリシーを設置する
- 運営者情報を記載する
- サーチコンソールを導入する
- 焦らず記事を更新し続けることが大切
- 10記事ほど最初に計画を立てる
- 人の役に立つ情報を書くことを心がける
- 審査期間が遅い場合は問い合わせる
- PV数を集める努力を続ける
これらのポイントを意識してブログ運営すれば、時間はかかるかもですが、必ずGoogleアドセンスの審査に合格できます。
やみくもに頑張るのではなく、正しい努力を積み重ねることが大切です。