Googleサーチコンソールの設定を4つの手順で解説!使い方もご紹介

Googleサーチコンソールの設定を4つの手順で解説!使い方もご紹介
本記事ではサーチコンソールを5分で設定する方法を紹介しています。

「とりあえず導入しないと…」と思っているあなたが、手間をかけずに設定する方法やサーチコンソールの使い方を説明。

ブログ歴5年以上の私が「初心者に知ってもらいたいこと」を下記4つの項目に分けました。

あなたのPV獲得に貢献できる内容や、ブログが伸びやすくなる情報も記載していますので、よければ最後までご覧ください。

まずはサーチコンソールを設定してみましょう。

Googleサーチコンソールの設定方法

WordPressへサーチコンソールを設定

サーチコンソールは以下の4ステップで設定できます!

  1. Googleアカウントの作成
  2. サーチコンソールを今すぐ開始
  3. URLプレフィックスで登録
  4. ブログにHTMLタグを挿入

また、番外編として「プラグイン」を使用する方法があります。

プラグインを使用する方法のほうが簡単ですが、HYMLタグを挿入することはブログの基礎になるので番外編としています。

番外編:プラグインを使ってサーチコンソールを設定する方法

ではサーチコンソールを設定する4ステップを紹介します。

①Googleアカウントの作成

サーチコンソールを設定するためには、Googleアカウントが必要です

アカウント作成手順は以下の通りです!

  1. Googleアカウント作成画面を開き、氏名・ユーザー名を入力し、パスワードを設定する→いつも使っているメールアドレスを使いたい場合は②へ、そうでない方は③へGoogleアカウント作成
  2. (いつも使っているメールアドレスを使用する場合)いつも使っているアドレスを入力し「次へ」を押すとメールが届く。メールに書かれている確認コードを入力する。メールアドレスの確認
  3. 生年月日と性別を入力する(電話番号・再設定用メールアドレスは省略可能)Googleアカウント生年月日・性別入力
  4. 利用規約を最後まで読み「同意」をクリックすれば、アカウント作成完了!Googleアカウント 利用規約

②サーチコンソールを今すぐ開始

アカウントが作成できたら、サーチコンソールを設定します。

サーチコンソールトップページを開き「今すぐ開始」をクリックしましょう。

サーチコンソール 今すぐ開始

③URLプレフィックスで登録

「今すぐ開始」をクリックすると、プロパティタイプを選択する画面が出てきます。

こちらはURLプレフィックスで登録しましょう。

アナリティクスから登録

理由は、この後で行う所有権の確認がしやすいためです。

以下の入力間違いに気をつけて入力しましょう!

  • httpとhttpsの記入間違い
  • wwwがあるかないか
  • 「〜.com」「〜.jp」など末尾の間違い

少しの違いでも設定ができませんので注意してくださいね。

④ブログにHTMLタグを挿入

URLプレフィックスを選ぶと、所有権の確認方法が選べます。

「HTMLタグ」での確認方法が簡単なので、今回はHTMLタグをブログに挿入する方法を紹介します!

手順は以下の3ステップです。

  1. 「HTMLタグ」を選び、表示されたタグをコピー(画面を開いたまま置いておく)HTMLタグ  タグをコピー
  2. (別画面で)WordPressの「外観」→「テーマエディター」→「header.php」を開け、</head>の直前にタグを挿入するHTMLタグを挿入
  3. サーチコンソールの画面へ戻り「確認」をクリック→「所有権を確認しました」とメッセージが出れば完了!所有権確認 所有権確認完了

番外編:プラグインを使ってサーチコンソールを設定する方法

サーチコンソールを設定する際は

Site Kit by Google
を使うと簡単です!

こちらを使えば、案内通りにボタンをクリックするだけで、サーチコンソールの連携ができます。

設定手順は以下の通りです。

  1. Site Kit by Googleをインストールし有効化するSite Kit by Googleインストール
  2. 「セットアップを開始」をクリックし「Googleアカウントでログイン」Site Kit by Googleセットアップ
  3. 「Googleでログイン」をクリックGoogleアカウントでログイン
  4. 表示される順番通り、「続行」→「許可」→「サイトを追加」をクリックSite Kit by Google続行Site Kit by Google許可Site Kit by Googleサイトを追加
  5. ダッシュボードで、サーチコンソールが「接続済」になっていれば完了!サーチコンソール接続済

以上がプラグインを使用する方法です。

次のサイトを立ち上げる際はこちらを利用すると便利ですので、ぜひ参考にしてください。

Googleサーチコンソールの使い方

サーチコンソールの使い方
サーチコンソールは、サイトのPV獲得・評価アップに必要なツールです。

得られたデータをもとに記事を改善できれば、ブログに訪問してもらえる人が増えたり、記事をしっかりと読んでもらえるようになります。

そのために必要な情報を下記5つの項目で紹介します。

あなたのブログへ人がたくさん訪れるようになるために、ぜひ参考にしてみてください。

サーチコンソールにできること

サーチコンソールでは、サイトに辿り着くまでのユーザー行動を把握できます

サーチコンソールの機能説明

そのほかにも下記のような状態を確認する機能があります。

  • 記事を見てもらえる状態なのか(インデックス状態)
  • スマホでの表示は問題ないか(モバイルユーザビリティ)

上記のデータから、記事のタイトルや内容を変えたりして、日々試行錯誤を行います。

多くの人に見てもらうために工夫する大切なデータを、サーチコンソールから得られます。

検索パフォーマンス

検索パフォーマンス

検索パフォーマンスでは「Google検索でサイトが出した成果」を確認できます。

以下は全て、検索パフォーマンスでチェック可能です。

合計クリック数 ページ閲覧数を指す。
合計表示回数 合計インプレッション。あなたのサイトがGoogle検索で表示された回数。
平均CTR 合計クリック率。検索画面での表示回数に対し、実際にクリックされた割合。
平均掲載順位 広告を除き、あなたの記事が平均何番目に表示されているか。
クエリ あなたのサイトに来る際に、ユーザーがGoogle検索で使用した文字列。

検索パフォーマンスは最も確認する箇所なので、数字の意味を理解しておくことで、ブログの成長につながります。

URL検査

サーチコンソールのURL検査では

インデックス登録ができます。
インデックスとは、あなたの記事が検索結果に表示されるようになることです。
インデックスされるまでは、ネットで検索してもあなたの記事は出てきません。
インデックス登録・確認方法は2ステップで出来ます!
  1. URL検査をクリックし、自分の記事URLを入力→Enterキーを押す
    URL検査
  2. 登録されていなかった場合「インデックス登録をリクエスト」するインデックス登録

ブログ始めたてはGoogleに認知されないので、インデックス登録をリクエストして新規記事をアピールしていきましょう。

モバイルユーザビリティ

モバイルユーザビリティとは、

スマートフォンなど小さい画面でサイトが利用できるかどうかを表しています。

現在、ネットユーザーの約90%がスマートフォンでネットを利用しています。

「スマホ」でのインターネット利用者は前回調査と同じく全体の94%。対して「PC」での利用者は43%と前回調査(46%)より減少した。

引用:LINE公式HP

そのため、スマートフォンでの見え方は、ユーザー満足度へ影響します。

モバイルユーザビリティに問題があるかどうかは、以下の画面からチェックできます。

モバイルユーザビリティ

モバイルユーザビリティを活用し、スマホから見やすいサイトを作りましょう!

サイトマップ

サイトマップ

サーチコンソールの重要機能の1つが

サイトマップの登録です。

サイトマップとは、サイト全体のページ構成をまとめた地図を指します

検索エンジンにサイト内容をわかりやすく伝えてくれるので、検索エンジンがあなたのサイトを見つけやすくなります。

サイトマップには、XML、RSS、テキストなど様々な形式がありますが、検索エンジンに伝えられるのはXMLサイトマップです。

XMLサイトマップの登録方法はプラグイン「XML Sitemap & Google News」を使うと簡単です!

  1. XML Sitemap & Google Newsをインストールし、有効化するXMLサイトマップ
  2. サーチコンソールの「サイトマップ」をクリック→URLの後ろに「sitemap.xml」と入力→「送信」で完了!サーチコンソールサイトマップ登録

Googleサーチコンソールを使った分析方法

サーチコンソールとアナリティクスの違い

サーチコンソールは分析して活用することが、PVアップや売上アップにつながります。

サーチコンソールを見る箇所はたくさんありましたが、その中でも初心者の方に見てもらいたい箇所は下記3つです。

これらの情報を把握しておくと、あなたのブログの成長が早まり、確実にレベルアップしていきます。

検索パフォーマンスで記事の情報がわかる

検索パフォーマンスでは、ユーザーが記事に来るまでの様々な情報を一目でチェックできます

検索パフォーマンス

先ほど紹介した下記の4点の具体的な活用方法を説明します。

クリック数 具体的なPV数
表示回数 多いほど需要があるという指標になる
・短期間で急増していたら追加記事の作成を検討する
・順位アップのためにリライトをする
平均CTR ・タイトルの良し悪しがわかる
・少ない場合は変更を検討
少ない場合はユーザーが調べた理由にマッチしていない可能性がある
掲載順位 ・サイト全体の評価がわかる
順位が低いものはリライトを検討する
・上がらないKWならば記事削除を検討する

難しい内容もありますが「需要や検索意図にあった記事作成ができる大切なデータ」の活かし方と考えてください。

上記をあたまの隅っこに入れておくことで「ブログが停滞気味だ…」となった時の良い対処法になります。

クエリでサイトにある需要がわかる

クエリの説明

クエリとは「あなたのブログが表示されているキーワードたち」のことを指します。

表示回数が多いクエリは需要がある証拠です。

  • 需要のある記事をリライトしてより良い記事へ
  • 関連記事を入れてカテゴリーを作る
  • 他のキーワードも探してみる

上記のような施策に移せるので、サーチコンソールはこまめにチェックしてください。

ページで記事ごとの詳細がわかる

「ページ」で記事ごとの情報が見られるのは、サーチコンソールの強みです。

この中で特に重要なのは、ページごとの検索キーワードです。

検索キーワードからは、ユーザーのニーズが見えてきます

ページの使い方は以下の通りです。

  1. 「検索パフォーマンス」→「ページ」をクリックページの使い方①
  2. 詳細が知りたい記事のURLをクリック→指定した記事の表示回数・クリック数・平均CTR・掲載順位がグラフで確認できるページの使い方②
  3. 「クエリ」をクリック→検索キーワードが一覧で確認できるページの使い方③

検索キーワードを定期的にチェックし、ユーザーのニーズを抽出しましょう。

Googleサーチコンソールでよくある疑問

サーチコンソールよくある質問

サーチコンソールを利用し始めると、「これってどんな意味なの?」と思うことが出てくると思います。

この項目では初心者にありがちなよくある質問と回答をまとめました。

上記の状態がわかると、すぐに行動に移すことができ、稼ぐチャンスを掴めるようになります!

掲載順位は高いのにクリック数が低い

上位表示されているのになかなかクリックない場合、以下の3つの原因が考えられます

  • タイトルがユーザーの検索した理由とマッチしていない
  • ディスクリプション(説明文)がユーザーの検索した理由とマッチしていない
  • アイキャッチ画像が魅力的ではない

極端に説明すると「ケトジェニックダイエット」を調べたユーザーに対して、「ローファットダイエット」の記事を書いても、検索している理由が違うので読まれません

掲載順位は高いのにクリック数が低いという状態は、上記の例のもっと細かい検索理由の違いがあり、クリック数が低いと考えられます。

  • ライバルサイトのチェック
  • もう1度ユーザーの検索理由について考える

上記を再度行い、クリック数を上げていきましょう。

掲載順位は低いのに表示回数が多い

掲載順位は低いのに表示回数が多いということは下記の状態があげられます。

  • ユーザーの悩みが上位の記事で解決していない
  • ユーザーの悩みがとても深い

ユーザーの動きとしては下記のステップです。

  1. 悩んでいる内容を検索
  2. 上位表示している記事を見る
  3. 解決できない
  4. 検索ページをクリックして記事を探す

これを踏まえた施策ですが、下記2つを実施します。

  • 競合サイトと自サイトを比較し、内容を充実させる
  • 再検索キーワードを記事に反映

再検索キーワードとは、Google検索した際に出てくる「他のキーワード」で確認できます。

再検索キーワードとは「ユーザーが再度検索したキーワード」となり、よく調べ直されているキーワードが挙げられます。

再検索キーワード

再検索キーワードを記事に反映すれば、ユーザーは再度検索する手間がなくなり、記事を読んでくれるようになります。

狙っていないキーワードで表示されている

狙っていないけど表示回数が多いキーワードは、お宝キーワードと呼ばれています。

表示回数が多い=ニーズがある証拠であり、ユーザーの悩みがズレたキーワードに表れた状態です。

お宝キーワードに関するクライアントの実体験を1つご紹介します。

  1. ゲームメディアで「〇〇ゲーム 最強ランキング」というキーワードを狙って記事を書いた
  2. 一週間後に検索キーワードをチェック→狙ったキーワードでは7〜8位だったが「〇〇ゲーム キャラ」で2〜3位クライアントの実績 修正前
  3. 最強キャラだけではなく全キャラクターについて追記+キャラクターの情報を詳しく加筆・修正
  4. 一ヶ月後「〇〇ゲーム キャラ」で1位を取れ、クリック率が8倍に!クライアントの実績 修正後  クライアントの実体験

上記のようにズレたキーワードに合わせてリライトすれば、SEO効果が期待できます。

お宝キーワードからニーズを汲み取り、記事に反映させましょう!

Googleサーチコンソールの設定:まとめ

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます!

サーチコンソールの設定方法を軽くまとめます。

サーチコンソールは難しそうに見えますが、いざ使ってみると簡単便利で驚きます。

記事を参考にし、サーチコンソールを設定・活用してもらえると嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!