「設定方法がよくわからない…」
「むずかしそう…」
上記のように思っている方でも5分で簡単に導入できます。
また、複数のサイト運営をした経験から下記の内容を紹介。
Googleアナリティクスはサイトの情報を細かく確認できるため、活用できれば収益化に近づきます。
まずは5分で導入・設定するところから始めていきましょう!
Googleアナリティクスの導入設定方法
以前は「GoogleアナリティクスUA」でしたが、2023年7月1日にサービス終了するので、アナリティクス4で設定するようにお願いします!
Googleアナリティクス4は下記3ステップで導入できます。
早速導入してみましょう!
Googleアカウントを作成
アナリティクスを導入するために、Googleアカウントを作成します。
アナリティクスはGoogle社が提供しているサービスであるため、Googleアカウントを作らないと利用できません。
アカウントを作成する手順は以下の通りです。
- Googleアカウント作成画面を開き、氏名・ユーザー名を入力し、パスワードを設定する→いつも使っているメールアドレスを使いたい場合は②へ、そうでない方は③へ
- (いつも使っているメールアドレスを使用する場合)いつも使っているアドレスを入力し「次へ」を押すとメールが届く→メールに書かれている確認コードを入力する。
- 生年月日と性別を入力する(電話番号・再設定用メールアドレスは省略可能)
- 利用規約を最後まで読み「同意」をクリックすれば、アカウント作成完了!
アナリティクスで測定開始
Googleアカウントが作成できたら、アナリティクスでデータ測定を開始しましょう!
手順は以下の通りです。
- Googleアナリティクストップページへアクセスし「測定を開始」をクリック
- アカウントの設定を行う
- プロパティの設定を行う
- ビジネスの概要を設定する(業種・ビジネス規模・測定したい項目はご自分のブログにあったものを選ぶ)→次のトラッキングコードを設置の項目へ
ブログにトラッキングコードを設置
ここまで終われば、あとはブログへトラッキングコードを設置しましょう!
難しくないので、説明を読みながら進めてみてくださいね。
- アナリティクスの利用規約に同意すると、トラッキングコード(グローバルサイトタグ)が表示されるのでコピーする
- WordPressの「外観」→「テーマファイルエディター」→「header.php」を開き、headタグの中にコードを挿入する→完了です!
これでアナリティクスの導入は完了です。
お疲れ様でした!
番外編:プラグインを使ってアナリティクスを設定する方法
WordPressとGoogleアナリティクス4を連携する場合、「Site Kit by Google」が便利です!
「Site Kit by Google」はGoogle社が提供している公式プラグインです。
そのため、Googleの様々なツールとスムーズに連携できるよう、工夫されています。
先ほど紹介したのはスタンダードな方法です。
プラグインでアナリティクスと連携する手順は以下の通りです。
- ダッシュボードの「サービス連携」をクリック
- アカウントへのアクセス確認画面が出てくるので「Continue」をクリック
- サービス連携画面が出てくるので「アカウント新規作成」をクリック
- 2ヶ所チェックし、「Continue」をクリック
- 利用規約が表示されるので、チェックを2ヶ所入れて、「同意」をクリック
- ダッシュボードでアナリティクスが「接続済」になっていることを確認すれば完了!
Googleアナリティクス導入後の初期設定
アナリティクスの導入が終わったら、続いては初期設定を行いましょう!
きちんと初期設定しておかないと、せっかくアナリティクスを導入しても正確なデータを得られません。
やるべき初期設定は以下の3つです!
ぜひ記事を参考にして初期設定を行い、Googleアナリティクスの機能を余すことなく活用しましょう!
自分のアクセスを除外する
Googleアナリティクスはただ導入しただけでは、自分のアクセスも測定・分析してしまいます。
それでは正確なデータを測定できません。
自分のアクセスを除外する手順は以下の通りです!
- アナリティクスのホームから「管理(歯車のマーク)」をクリックし、プロパティの「データストリーム」をクリック
- 自分のブログ名をクリック
- 「タグ設定を行う」をクリック
- 「内部トラフィックの定義」→「作成」をクリック
- ルール名を記入した後、IPアドレスの項目で「IPアドレスが等しい」に変更し、自分のIPアドレスを入力
- 管理画面に戻り「データ設定」→「データフィルター」を選択
- フィルターを「有効」に変更→現在の状態が有効になっていれば完了です!
データを共有する設定
組織やチームでブログを運営する場合、アナリティクスのデータを共有したい場面が出てきます。
共有したい人がいる際に参考にしてください。
手順は以下の通りです。
- アナリティクスのホームから「管理(歯車のマーク)」→「プロパティのアクセス管理」をクリック
- 右上の「+」マークをクリックし、ユーザーを追加をクリック
- 共有したい相手のメールアドレスを入力し「権限を」選ぶ→「追加」をクリックし完了!
サーチコンソールとの連携
初期設定の最後はサーチコンソールとの連携です。
サーチコンソールを導入していない方は、こちらの記事を参考に導入してみて下さい。
→Googleサーチコンソールの設定を4つの手順で解説!使い方もご紹介
アナリティクスは、サーチコンソールと連携する事で真価を発揮します。
Google公式HPには、アナリティクスとサーチコンソールについて以下のように書かれています。
- アナリティクス:あなたのブログに訪問したユーザー行動の全体像を把握できるツール
- サーチコンソール:あなたのブログをGoogle 検索した際の、サイトの掲載順位を監視・管理・改善するのに役立つツール
アナリティクスはブログに訪問してからのSEOに役立つツール、サーチコンソールはあなたのブログに訪問するまでのSEOに役立つツールなのです。
そのため両方を連携・活用して初めて、ブログ全体のSEOを強化できます。
以下の手順を参考に、アナリティクスとサーチコンソールを連携しましょう!
- アナリティクスのホームより「管理(歯車のマーク)」→「Search Consoleのリンク」をクリック
- 「リンク」をクリック
- アカウントを選択し、次へをクリック
- 自分が管理したいプロパティを選び、確認をクリック→表示内容があっているか確認
- 「選択」→出てきた自分のデータストリームを選択→次へをクリック
- 確認画面で問題なければ「送信」をクリック→リンク作成済みになれば完了!
Googleアナリティクスの使い方
設定が完了したら、Googleアナリティクスの使い方を確認していきましょう。
アナリティクスは膨大なデータが集まりますが、使い方がわからなければ意味がありません。
今回は以下の2点に分けて解説していきます。
コツを掴み、アナリティクスを上手に活用しましょう!
アナリティクスにできること
アナリティクスできることは大きく分けて以下の5つです。
- ユーザーの属性(年齢・性別・デバイス・地域・興味関心)を把握できる
- ユーザーが「いつ」「どこから来て」「どのページを見たか」を時系列で見られる
- ユーザーがどの経路からWebサイトに訪れたかを見られる
- どのページが人気で多く読まれているか分かる
- コンバージョン(成果)の増減が分かる
アナリティクスは上記のようなユーザー行動を測定・分析できます。
特に赤文字で示した、人気記事の情報が素早く反映されるのがリアルタイムです。
詳しくは後述しますが、リアルタイムでまさに今需要がある人気記事を一早く把握できます。
まずはリアルタイムから得られるデータをもとにブログを改善、成長させましょう!
レポート
レポートはアナリティクスの中で、さまざまな情報を一度に見れるツールです。
なぜならPV数が多い記事=人気や需要ががある記事ということですので、トレンドを把握することができます。
記事ごとのPV数は、レポートの「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」から見ることができます。
ブログ内のトレンドを知り、閲覧数を伸ばしましょう!
Googleアナリティクスを使った分析方法
冒頭でお伝えした通り、Googleアナリティクスは
アナリティクスを上手に活用すれば、ブログ訪問者の情報を分析でき収益を大きく伸ばせます。
そのために注目してほしい機能は以下の4つです。
ポイントを押さえ、コンバージョン(成果)へ繋げましょう!
レポートのスナップショットでサイトの状態がわかる
「レポートのスナップショット」では、1つの画面で様々なデータを見られます。
初心者の方でもサイトの全体像を把握しやすい機能です。
特に見るべきは以下の3つです!
- 新規ユーザーがどれくらいいるか(新規ユーザー数)
- ユーザーはどこから来ているか(セッション)
- ユーザーがどんな記事に訪れているか(ユーザー数が最も多いページとスクリーン)
例えば「ユーザーがどこから来ているか」が分かれば、流入が多い経路を強化することで効率よく集客できます。
あるいは「ユーザーがどんな記事に訪れているのか」が分かれば、同じテーマの記事をたくさん書いてみるという策が打てます。
上記3つを把握し、サイトを成長させる戦略を立てましょう!
リアルタイムでトレンドがわかる
「リアルタイム」とはその名の通り、あなたのサイトに今何人が訪問しているかを確認できる機能です。
リアルタイムでできることは以下の2つです。
- サイトの新しい記事や変更した内容が閲覧されているか、迅速に継続的に把握できる
- ブログなどのSNSの更新が、訪問者数に瞬時に与える効果を確認できる
引用:アナリティクスヘルプ
つまり、リアルタイムでは今の人気記事が素早く把握できます。
その人気記事に関連した記事を書いたり、人気記事内に広告リンクを貼ったりすることで、ユーザー数や収益を一気に伸ばせる可能性があります。
リアルタイムからあなたのブログのトレンド記事を把握し、効果的に集客しましょう!
集客でユーザー獲得がわかる
アナリティクスの「集客」ではユーザーがあなたのサイトを訪れた経路が把握できます。
集客レポートでは、新規ユーザーがウェブサイトやアプリを検索した方法や、既存ユーザーがサイトやアプリを再訪問した経路を確認できます。
引用:アナリティクスヘルプ
主な経路が分かれば、集客効果が高い経路へ注力できます。
例えばですが、あなたが運営しているTwitterからアクセスが多ければOrganic Socialとして数が表示され、SEOで上位表示できているならOrganicl Searchとして数が表示されます。
自分がどこでユーザーを獲得できているのかを把握し、効率よく集客しましょう!
エンゲージメントでユーザー行動がわかる
「エンゲージメント」とは、ページ上でユーザーが行ったクリックやスクロールなどの操作行動を指します。
エンゲージメント=サイトやアプリに対するユーザーの操作
引用:アナリティクスヘルプ
エンゲージメントを見ることで、読者がスクロールしてページを読み進めてくれたのか、それともすぐに離脱したのか等のユーザー行動が把握できます。
Googleアナリティクス4のエンゲージメントでは、ユーザー行動が以下のような項目に分けて測定されます。
- page_view(ページビュー):ページが読み込まれるたびに記録されます。
- scroll(スクロール):ユーザーが各ページの最下部まで初めてスクロールしたとき(垂直方向に 90% の深さまで表示されたとき)に記録されます。
- click(クリック):ユーザーが現在のドメインから移動するリンクをクリックするたびに記録されます。
- view_search_results(サイト内検索):ユーザーがサイト内検索を行うたびに記録されます。
引用:アナリティクスヘルプ
例えばscroll(スクロール)が少ない場合、導入文で読者の興味を引けていないあるいはタイトルや内容と導入文がマッチしていない等の可能性があります。
ただしGoogleアナリティクス4では90%以上の読了率でスクロールが記録されますので、50%(半分まで読んだ)など途中で離脱している場合も考えられます。
エンゲージメントからユーザー行動を把握し、記事の問題点を改善しましょう!
Googleアナリティクスの設定を3つの手順で紹介!使い方も解説!:まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
長くなりましたのでまとめます。
- アナリティクスの導入は簡単3ステップで完了
- プラグインを使う導入方法もある
- 3つの初期設定を行うことで正確なデータが得られる
- アナリティクスではユーザー行動を把握・分析できる
- レポートではさまざまな情報を一目で確認できる
- レポートのスナップショットではサイトの状態が把握できる
- リアルタイムではタイムリーに人気や需要がある記事を把握できる
- 集客ではユーザーを獲得している経路の詳細が分かる
- エンゲージメントでは記事の問題点が分かる
アナリティクスを上手く活用すれば、あなたのブログはもっと成長できます!
記事を参考にし、アナリティクスを導入・活用してもらえると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!